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【世界を獲った】高本裕和の地獄のカーフスライサー

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この教則をただのカーフスライサーをゴールとして”こんな入り方がありますよ”という寄せ集めの教則だとは思ってはいけない。この教則はトラックポジションという一度入ったら最後、そこから始まる「カーフスライサー、股裂き、ツイスター、ハンマーロック、バックテイク」という地獄のフルコースを絶望と共に相手に味わせる凶悪な悪魔のレシピだと言うことを前もって知っておいて欲しい。

高本裕和選手の主な戦績

IBJJFアジアマスター選手権2019 マスター3黒帯ライト級優勝
JBJJF全日本選手権2020 黒帯ミドル級 優勝
JBJJF全日本ノーギ選手権2021 黒帯ミドル級 優勝
IBJJFアジア選手権2023マスター4黒帯 優勝
IBJJFワールドマスター柔術選手権2023 マスター4 黒帯ライト級 優勝
SJJIF世界選手権2024 マスター4黒帯ミドル級&無差別級 優勝
AJP世界選手権2024 マスター4黒帯ウェルター級 優勝

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高本裕和の試合でのカーフスライサーでの一本取得数は、ざっと30本。高本裕和が2018年くらいから使い始めたこの極め技はIBJJFルールでは茶・黒帯が許されているサブミッションであるが、昨今のポイントゲーム、アドバン僅差で勝つゲームにおいては、脅威の極め数であることには間違いない。その実力は近年、ワールドマスター2023年マスター4 黒帯ライト級 優勝という形にて証明されている。

国内でも激強オヤジとして認知度の高い高本裕和の必殺技「カーフスライサー」についてもっと知りたいと思う柔術家は多いと思う。しかし、実はカーフスライサーは結果的にフィニッシュ技になっているだけで、実はその前段階として”トラックポジション”という形にエントリーするところから始まるというのをご存知であろうか?

ここ数年で柔術を始めた人は、ひょっとしたらこのトラックポジションについてあまり知らない人も多いかもしれない。00年代に活躍したアメリカの柔術家(グラップラー)エディ・ブラボーがレスリングから取り入れた動きとして一世を風靡したポジションである。エディの主宰する10th planet jiu-jitsuではカリキュラムの中にこのポジションが組み込まれており、グラップリングに特化していることでも知られている。また、10th planet出身のグラップラーは個性的なスタイルのファイターが多いのも特徴である。トラックポジション自体は、見た目や仕掛けがトリッキーでありファンも多い。特にアメリカのグラップラーの間で定着している。また、そこからの極め技は主に、カーフスライサー、バナナスプリット(股裂)、ツイスターとある。

トラックポジションの何がすごいかというと、相手の下半身の自由を奪うことである。足は二重絡みをして相手の下半身を宙に浮かせ身動きを取らせなくする。一度のこのポジションに入ってしまうとエスケープすることは至難である。そして、このトラックポジションを日本で使いこなしているファイターこそが高本裕和なのである。

しかし、一般的には高本裕和をして「カーフスライサーの達人」として認知されている。これは正しくもあり間違いでもある。何が間違いかと言うと、正確には「トラックポジションエントリーの達人」なのだ。カーフスライサーが高い確率で極まるのはトラックポジションに確実にエントリーしなければいけない。なぜ高本裕和がトラックポジションに高い確率でエントリーできるのか、それは競技柔術のセオリーにおいて高い確率で相手がとってしまうリアクションを高本は誘発させることができるからである。いくつかのポジションにおいて高本は”釣り針”という罠をしかけ相手を食いつかせる。相手が上級者であればあるほど、その釣り針に無意識に食いついてしまう。今作ではその秘密が余すことなく紹介されている。

餌に食いついた相手はまだ自分は安全圏にいると思い込むが、その気を抜いた瞬間、高本の二重絡みが作動する。そしてそこまでいくと、トラックポジションにオートマチックに移行するのだ。相手がそこから必死にエスケープしようと試みるもそのリアクションは高本にとって見慣れた動きである。いくつかの抵抗のパターンを高本は捕食者の如く淡々と捌き、相手が為す術もないと悟った刹那、相手は命を差し出すが如くカーフスライサーで幕を閉じるのである。

上記の通りトラックポジションに一度入ってしまうとそこからのエスケープは非常に困難。これは国内選手相手だけの話ではない。なんと驚くことに2024年アジア選手権において、超有名選手エドアゥルド・テレス選手(タートルガードの名士)に対しても、タートルガードで待ち受けるテレスに対していとも簡単にトラックポジションエントリーを奪い、カーフスライサーでフィニッシュ。これにはテレスの功績を知っている誰しもが驚いた。アジアで久しぶりに美味い飯食うついでに試合でもしていくか。と遊びに来た(想像)テレスに対して手痛い黒星をお見舞いした。

実はこの教則を撮り終わった後の試合だったので、なおさら、この教則はヤバイ内容であると制作した我々も肝を冷やした。ちなみにテレスはカーフスライサーで膝を破壊され悶絶していた。(是非とも動画を確認されたし)この日、高本選手は3試合全てトラックポジションからカーフスライサーで一本取りで優勝している。

さて、この教則のタイトルが「地獄のカーフスライサー」となっているのは、巷では高本裕和の必殺技として知られていてキャッチーなのでこのネーミングにしたが、実は撮影当初「ハマったら抜け出せないトラックポジション蟻地獄」というタイトルで一度決定していたことを付け加えておく。

作中で高本選手は、トラックポジションは特にハーフガードと相性がいいと言っている。それはハーフガードからエントリーしやすいという意味では実はない。(実際は高本選手はボトムだけじゃなくトップからエントリーも多い)ハーフガードの足の絞りがトラックポジションの足の絞りと同じ構造だからという意味である。つまり、シンプルな動きで攻守どちらでも機能させることができるという無駄のないコンセプトなのである。

また、ライト級でワールドマスター優勝という快挙を成し遂げるうえで大事なこととして、相手がなるだけ想定していない戦い方をするのも勝率を上げる上で大事な戦略であると作中で語っている。柔術にはルールに沿ってセオリーと言うものが出来上がっているが、高本はそこをあえて無視することにより、相手の反応を遅らせ勝率を上げてマスター世代でも全日本を取ったり達人化している。どうセオリーを無視しているかは是非ともこの教則を購入して中身を見て欲しい。これは金古をしても驚きの連続であり、同じワールドマスターを制したものとしても、全く想像もしえなかった戦略だったのである。

また高本選手のバックボーンとして、柔道、サンボ(どちらも大きな結果を残している)を経由してきているので、純粋なブラジリアン柔術(昨今それはナンセンスだが)の文脈から外れた非常に斬新で奇抜なスタイル。それこそ同じトリックスターとして有名なテレス選手でさえ術中にはめてしまう高本柔術というのは、格闘技にまだマジックがあるということを思い起こさせてくれる。

今作が向いているのは、他の人とは違う自分ならではのスタイルを模索している人である。トラックポジションは2000年代に流行ったスタイルで、最近国内では使い手が減ったが、着でもノーギでもこの高本コンセプトを習得したら即座に勝率が上がること間違いなしである。もちろん、高本選手に極められてしまった選手も今後の対策に是非とも購入をお勧めする。決して習得が難しい動きではない。

シュラプネルオンラインはさまざまな国内テクニカル系柔術家の、さまざまなコンセプトを制作販売してきたが、今作に関しては、完全に大人向け。使い方を間違うと相手を壊す非常に危険な柔術教則であることも付け加えたい。道場で練習する時も是非ともソフトに極めてあげないと練習相手をなくすので要注意である。

この禁断の教則、「地獄のカーフスライサー」をあなたも是非とも手に入れて悪魔に魂を売って欲しい。



◼️完全字幕入り

チャプター紹介

01・イントロ
02・トラックポジションへの基本エントリー(ニアマウントから)
03・トラックポジションからのアタック①:カーフスライサー
04・トラックポジションからのアタック②:バナナスプリット
05・トラックポジションからのアタック③:ツイスター
06・教えて高本裕和①ツイスターは反則じゃないの?
07・トラックポジションからのアタック④:ハンマーロック
08・トラックポジションからのアタック⑤:バックチョーク
09・教えて高本裕和②なぜシングルバックなのか、なぜパームトゥパームなのか
10・トラックポジションからのアタック⑥:バックテイク
11・教えて高本裕和③1番よく使うエントリーは?
12・色々なトラックポジションへのエントリー①:後袈裟固から
13・色々なトラックポジションへのエントリー②:相手が亀から
14・色々なトラックポジションへのエントリー③:ハーフガードから
15・色々なトラックポジションへのエントリー④:リバースハーフから
16・色々なトラックポジションへのエントリー⑤:ヘンゾフックから
17・教えて高本裕和④ヘンゾフックについて
18・色々なトラックポジションへのエントリー⑥:カウンター
19・トラックポジションエントリーを相手が抵抗した際のサブミッション①:カーフスライサー
20・トラックポジションエントリーを相手が抵抗した際のサブミッション②:バナナスプリット
21・トラックポジションエントリーを相手が抵抗した際のサブミッション③:アームバー
22・ビックリ技:ハーフガードからカーフスライサー
23・アウトロ

※こちらの作品は定額見放題に収録予定です。(時期未定)

【データはダウンロードして視聴することが可能です】
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